坂出3人殺害 被告の精神鑑定へ 起訴事実認める

坂出3人殺害 被告の精神鑑定へ 起訴事実認める高松地裁に入る川崎政則被告を乗せたとみられる車=高松市丸の内で2008年7月17日午前9時25分、小川昌宏撮影

 香川県坂出市で昨年11月、祖母と孫娘2人の計3人が殺害された事件で、殺人や死体遺棄罪などに問われた親類の無職、川崎政則被告(62)の初公判が17日、高松地裁(菊池則明裁判長)であった。川崎被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。弁護側が請求した川崎被告の精神鑑定が認められ、今後は刑事責任能力が争点となる。

 裁判では争点などを絞り込んで審理の迅速化を図る公判前整理手続きが3回開かれ、検察、弁護側とも事実関係に争いがないことを確認した。一方、刑事責任能力については、弁護側が「接見で話がかみ合わないこともある」などとして精神鑑定を求めたのに対し、検察側は簡易鑑定結果から、責任能力はあるとしていた。

 初公判では川崎被告に名前などを尋ねる人定質問後、検察側による起訴状の朗読と、被告による起訴事実の認否だけがあり、検察、弁護側双方の冒頭陳述は無かった。
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返り血防ぐかっぱ・目出し帽・軍手 坂出事件容疑者準備

 香川県坂出市で昨年11月、義姉とその孫2人を殺害し、遺体を埋めたとして9日、殺人、死体遺棄などの罪で起訴された川崎政則容疑者(61)による用意周到な犯行の詳細が、県警の調べでわかった。返り血を防ぐために雨がっぱを着用したうえ、目出し帽をかぶり、凶行に及んで軍手に血がにじむと、用意していた別の軍手に取りかえたとされる。3人が失跡したように装うために自転車を持ち去るなど、一連の偽装工作や証拠隠滅について、同容疑者は「自分でもよく思いついた」と供述しているという。

 調べでは、川崎容疑者は事前に凶器の洋包丁のほか、複数のビニール製シートやひもを準備。事件当日は、目出し帽に雨がっぱを着て、三浦啓子さん(当時58)宅に無施錠の玄関から侵入し、和室のベッドで一緒に寝ていた三浦さんと孫の姉妹を殺害したとされる。

 この際、軍手は複数用意し、ビニール製手袋の上に重ねて着用したが、三浦さんを刺した後、血が付着した軍手をはめ替えていた。さらに、シートで遺体を包んで車に運び込み、証拠隠滅のため、室内の血痕をタオルなどでふき取って浴室で洗ったほか、玄関先をほうきで掃いたという。
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しがみつかれて姉妹刺す…坂出事件、川崎容疑者起訴

 香川県坂出市のパート従業員三浦啓子さん(58)と、孫の山下茜(あかね)ちゃん(5)、彩菜(あやな)ちゃん(3)姉妹が昨年11月、殺害された事件で、高松地検は9日、三浦さんの妹の夫で、無職川崎政則容疑者(61)を殺人、死体遺棄などの罪で起訴した。調べに対し、川崎容疑者は、妻が借金を肩代わりしていたことで三浦さんへの憎悪を募らせ、「(病死した)妻の遺骨を寺に預け、親族への香典返しを終えた昨年10月から殺害を計画した」と供述。地検は、犯行後の偽装工作や昨年末行った簡易精神鑑定の結果から、刑事責任能力はあると判断した。

 起訴状などによると、川崎容疑者は昨年10月中旬、勤めていた同市のパン製造工場に退職を申し出、市内の量販店で、三浦さんの遺体を包むためのビニール製シートなどを購入した。

 11月16日午前3時45分ごろ、三浦さん方近くの堤防道路にワゴン車を止め、無施錠だった玄関から侵入。ベッドで寝ていた三浦さんの首を絞めた。抵抗され、床に落ちたところを、持ってきた包丁で胸などを何回も刺した。騒ぎに気づき、足元にしがみついてきた姉妹の胸なども繰り返し刺し、いずれも失血死させた。
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姉妹は「足元にきて邪魔なので刺した」坂出事件容疑者

 香川県坂出市で昨年11月、パート従業員三浦啓子さん(当時58)と孫の姉妹が遺体で見つかった事件で、殺人と死体遺棄の疑いで逮捕された三浦さんの義弟、川崎政則容疑者(61)=高松市=が県警の坂出署捜査本部の調べに、姉妹の殺害について「足元に寄ってきて邪魔だったので刺した」と供述していることがわかった。県警は、一緒に寝ていた三浦さんが同容疑者に刺されたのに幼い姉妹が気づき、ベッドから起き上がって騒いだために刺殺されたとみている。高松地検は9日、同容疑者を殺人、死体遺棄、銃刀法違反などの罪で高松地裁に起訴した。

 起訴状によると、川崎容疑者は11月16日午前3時45分ごろ、三浦さん宅に侵入し、和室で寝ていた三浦さんの首を絞めようとしたが、抵抗されたため、持参していた洋包丁(刃渡り17センチ)で胸などを何度も刺して殺害。隣に住む山下清さん(43)の長女茜(あかね)ちゃん(当時5)と次女彩菜(あやな)ちゃん(同3)についても、胸などを複数回刺して失血死させ、遺体を約2キロ離れた坂出港近くの資材置き場に運んで、同18日までに自ら掘った穴の中に埋めたとされる。

 捜査本部の調べでは、姉妹はたまたま三浦さん宅に泊まりに来ていて被害に遭った。同容疑者の犯行を知って起き上がり、混乱しているところを刺された可能性もあるとみて、当時の状況を詳しく調べる。3人が就寝中ではなく、ベッドから離れた場所で刺殺されたため、床に多量の血痕が付着したとみられる。
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坂出事件の川崎容疑者を起訴-殺人罪など

 昨年11月、香川県坂出市林田町、無職山下清さん(43)の長女茜ちゃん(5つ)と二女彩菜ちゃん(3つ)、姉妹の祖母で隣に住むパート従業員三浦啓子さん(58)が殺害され、坂出港付近で遺体で見つかった事件で、高松地検は9日、殺人と死体遺棄、住居侵入、銃刀法違反の罪で、三浦さんの義弟で高松市国分寺町国分、無職川崎政則容疑者(61)を起訴した。

 これまでの調べに川崎被告は犯行を認め、動機について「妻(故人)が姉の三浦さんに金をせびられたり、借金の保証人にさせられていた」「(妻が亡くなり)三浦家の遺産をとられると思い、許せなかった」などと説明。幼い姉妹を巻き添えにした理由については「騒がれたので殺した」などと供述している。

 起訴状などによると、川崎被告は昨年11月16日午前3時45分ごろ、無施錠だった玄関から三浦さん宅に侵入。ベッドで寝ていた三浦さんの首を両手で絞めようとしたが、抵抗されたため持参した洋包丁(刃渡り約17センチ)で胸などを複数回刺し殺害した。たまたま泊まりに来ていた茜ちゃんと彩菜ちゃんについても刺殺した。
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裁きの日まで闘う 坂出・3人殺害起訴

裁きの日まで闘う 坂出・3人殺害起訴川崎容疑者が犯行に使った車(坂出署で)

 坂出市林田町のパート従業員三浦啓子さん(58)と、孫の山下茜ちゃん(5)、彩菜ちゃん(3)姉妹が殺害された事件で、川崎政則容疑者(61)が、殺人、死体遺棄などの罪で起訴された9日、姉妹の父親の清さん(43)は「川崎容疑者が裁かれる日まで、残された家族が力を合わせて闘っていく」と誓った。一方、県警捜査本部(坂出署)のこれまでの調べで、川崎容疑者が、入念な計画のもと殺害を実行し、偽装工作をした犯行時の行動や時間帯などの詳細が明らかになった。

 姉妹が亡くなった山下家にとって初めての正月。三が日は両親を気遣う友人らの訪問が相次ぎ気が紛れたというが、清さんは「家族だけになってしまうと、みんな黙り込んでしまった」と、静まりかえった正月の様子を話した。

 昨年12月27日、姉妹の四十九日法要を営んだが、「娘がいなくなったという実感がない」と、姉妹の遺影の前にお年玉を供えたという。清さんは「さみしさとともに、なぜ殺されなければならなかったのかという気持ちが強くなるばかり。娘たちが本当に天国に行くためにも、必ず真実を明らかにしてもらいたい」と公判への強い期待を寄せた。
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川崎容疑者を起訴=簡易鑑定で責任能力確認−祖母孫姉妹殺害・高松地検

 香川県坂出市で昨年11月、パート従業員三浦啓子さん(58)と孫姉妹が殺害された事件で、高松地検は9日、殺人と死体遺棄などの罪で、三浦さんの義弟で無職川崎政則容疑者(61)を起訴した。地検は簡易鑑定の結果、同容疑者の責任能力に問題はないと判断した。

 川崎容疑者が就寝中だった三浦さんの首を絞めた後、三浦さんが目を覚まして抵抗したところを包丁で刺したことも判明。同容疑者は「金銭トラブルなどが原因で三浦さんを憎んでいた」と供述し、起訴事実を認めている。

2008/01/09-20:21 時事通信
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川崎容疑者を起訴 殺人・遺棄罪などで 坂出事件

 香川県坂出市で昨年11月、パート従業員の三浦啓子さん(当時58)と孫の幼い姉妹の遺体が見つかった事件で、高松地検は9日、殺人と死体遺棄容疑で逮捕されていた三浦さんの義弟、川崎政則容疑者(61)=高松市=を殺人、死体遺棄などの罪で高松地裁に起訴した。同容疑者は県警の坂出署捜査本部の調べに、金銭問題で恨んでいた三浦さんを殺害しようと計画し、偶然居合わせた姉妹は騒いだので殺した、と供述しているという。

 起訴状によると、川崎容疑者は昨年11月16日午前3時45分ごろ、坂出市林田町の三浦さん宅に無施錠の玄関から侵入。和室で寝ていた三浦さんと、隣に住む山下清さん(43)宅から遊びに来ていた長女茜(あかね)ちゃん(当時5)、次女彩菜(あやな)ちゃん(同3)の計3人の胸などを刃渡り約17センチの洋包丁で何度も刺して失血死させ、3人の遺体を約2キロ離れた坂出港近くの資材置き場に運んで埋めたとされる。

 同容疑者は動機について、昨年4月に病気で亡くなった妻と三浦さんとの間に十数年前から金銭の貸し借りがあったことを挙げ、「三浦さんの借金を肩代わりしたことが妻を苦しめた」などと供述。捜査本部はこうした金銭トラブルの全容解明を進める。

2008年01月09日16時26分 asahi.com
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香川3遺体事件、川崎容疑者を殺人容疑で再逮捕

 香川県坂出市のパート従業員三浦啓子さん(58)と、孫の山下茜(あかね)ちゃん(5)、彩菜(あやな)ちゃん(3)姉妹の遺体が見つかった事件で、県警坂出署の捜査本部は18日、3人を殺害したとして、三浦さんの妹の夫の川崎政則容疑者(61)を殺人の疑いで再逮捕した。

(2007年12月18日22時53分 読売新聞)
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香川3人遺棄:川崎容疑者を殺人で再逮捕

 香川県坂出市のパート従業員、三浦啓子さん(58)と孫娘2人の計3人が遺体で見つかった事件で、県警坂出署捜査本部は18日、死体遺棄容疑で逮捕していた三浦さんの義弟、川崎政則容疑者(61)=高松市=を殺人容疑で再逮捕した。容疑を認めており、動機について「(三浦さんの)借金を川崎家が肩代わりさせられていた」「(妻が相続するはずだった三浦家の)遺産を三浦さんに相続されると思い許せなかった」などと供述しているという。

 調べでは、川崎容疑者は先月16日午前4時前ごろ、無施錠の三浦さん方の玄関から侵入。寝室のベッドに寝ていた三浦さんと、泊まりに来ていた隣家の無職、山下清さん(43)の長女の茜ちゃん(5)、次女の彩菜ちゃん(3)の3人を持ち込んだ包丁(刃渡り約20センチ)で胸などをそれぞれ数回刺して殺害した疑い。姉妹については「騒がれたので殺した」との供述で一貫しているという。

 また、カーペットの切り取りは、持ち込んだ複数の刃物のうち、ハサミを使ったことも判明。川崎容疑者は、三浦さんの実妹にあたる妻が病死した今年4月ごろから三浦さんへの殺意を抱き始めたという。【三上健太郎】

毎日新聞 2007年12月18日 19時43分
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