「うわぁ〜、へぇ〜、なるほど〜」
一言で言うと乙さんは五月蝿い。
いくらなんでも今の1年生の部員でもこんな反応はしなかった。
というわけで、現在部室。
雪菜さんが呼んだのか乙さんが呼んだのかは知らないが塒さんもいらっしゃいます。
「乙、静かにしなさい」
「あ、はい。…わー広〜い」
塒さんの注意も聞いちゃいねぇな。
「それにしてもここに来るの久しぶりだわ」
「塒さん来た事あるんですか?」
「去年雪菜ちゃん達が部を立ち上げる時に部室としての使用場所の許可の関係でね」
何とも業務的ですね。
さてと、まだPM3:00になったばかりなのでまずは買出しだな。
素晴らしいタイミングで「はい、裕君」と雪菜さんに2万円渡された。
「こんなにですか?」
「今日はお客さんがいるからね。時間もあるからちょっと豪華にして頂戴」
今更ながら金の出所が気になる僕は小心者?
「じゃ、お願いね」
「はい」
階段を降りきった所で誰かに呼び止められた。
「ん?」
振り返ると花と楸さんだった。
「何?」
「うん、楸ちゃんが一緒に行くからお見送り」
「あ、そうなんだ」
「宜しくお願いします…」
何を?
「裕ちゃん、ご飯期待してるからね」
花はそれだけ言うとまともなお見送りをせずに部室に戻っていった。
「ま、いいか。行こうか」
「うん…」
スーパーへ向かう途中何を作ろうかと話し込んだ。
「スタミナつける意味でステーキとかいいかもね…」
「そうだね、お金は結構あるからね。他には…何がいいかな?」
「シチューとか…」
「それにしようか」
そんな会話が終わった頃都合良くスーパーマルカワに到着。
途中見知らぬおばさんに「あらあら…」と言われた感覚が懐かしかった。
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雪月花
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